☆ ルクレール ー オペラ作品と2つのヴァイオリンのためのソナタ ー ☆ -- posted by 大橋麗実
開催日時:2024/09/07(土) 14:00~ (開場:13:30 ~)
詳細:
フランスの後期バロック期を代表するヴァイオリン奏者で作曲家のジャン=マリー・ルクレール Jean-Marie Leclair(1697-1764)。彼は4巻からなる「ヴァイオリン・ソナタ集」、「ヴァイオリン協奏曲集」、そして「2つのヴァイオリンのためのソナタ集」などヴァイオリンのための作品を数多く残していますが、これらの作品群はその類まれなる美しい旋律、バス・ラインと和声進行、そして作曲上の完成度の高さから今日でもヴァイオリン奏者の大切なレパートリーとなっています。
そんななかでも異色の作品がルクレール唯一のオペラ、《シラとグロキュス》です。
同作品は初演当時の評価こそあまり高くはなかったものの、ルクレールらしい洗練された旋律と、ヴァイオリン・パートの流麗さには目を見張るものがあります。
録音などなかった当時、今回のプログラムでも取り上げるボルデの編曲作品にみられるように、ラモーなどの人気のオペラ作品のアリアや舞曲は、しばしば小さな編成でも演奏出来るように編曲され、サロンや教育の場で演奏されました。ルクレールの作品もまたそんな場で演奏されたのでしょうか。
2022-23年、ラモーのオペラの編曲作品を取り上げた公演で好評を博した大橋麗実・鳥生真理絵によるヴァイオリン・デュオが、この度、ルクレールのオペラ(プロローグの抜粋)と二重奏作品と共に、皆様を18世紀中頃のフランスのオペラとヴァイオリン二重奏の世界へいざないます!
出演者:
大橋 麗実 (バロック・ヴァイオリン)
鳥生 真理絵 (バロック・ヴァイオリン)
曲目:
J.-M. ルクレール
オペラ《シラとグロキュス》より(2つのヴァイオリンのために編曲)
2つのヴァイオリンのためのソナタ 第1巻 作品3 第3番 ハ長調
2つのヴァイオリンのためのソナタ 第2巻 作品12 第5番 ト短調
F. ルベル、F. フランクール(合作)/ T. ボルデ 編曲
ゼランドールのエール
他
価格:
一般 3500円 (当日 4000円) / 18歳以下 2500円 (全自由席)
問い合わせ:問合せ: remi.mari.duo☆gmail.com (☆を@に変えてください)
予約: https://forms.gle/A6ihXTAQBwwhBvPw6
電話: 080-7032-6690 (大橋)